エジ歯科クリニック 院長 江尻 健一郎 | 歯医者の選び方

東京医科歯科大学歯周病学分野にて歯周病の専門治療・研究・教育に長年携わってきた江尻先生。そこで得た経験・知識・技術を基にオールラウンドに治療にあたっています。そんな先生に医院の特徴や今後の展望などインタビューさせていただいた。

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歯学博士
日本歯周病学会 認定医
日本レーザー歯学会 専門医
日本大学歯学部 兼任講師

受賞歴
日本臨床歯周病学会 第35回年次大会 優秀ポスター賞 受賞 2017年6月
日本レーザー歯学会 学術奨励賞 受賞 2014年12月

著書
歯周治療・インプラント治療におけるEr:YAGレーザーの使い方(共著)
垂直性骨欠損への対応(共著)

論文発表多数

先生が歯医者を志したきっかけは?

将来の職業を考えたときに長いスパンでできる仕事がいいと思っていました。元々理系が好きだったということもあり、一生の仕事にできる医療の仕事がいいのではと考え、その中でも、治療計画など自分の考えるように仕事ができる歯科医師を選びました。

エジ歯科クリニックの特徴を教えてください。

大学を卒業して、研修医が終わった後、大学院で4年間歯周病学の臨床研究をしました。その後も引き続き大学に残り教育や臨床研究など、さらに4年間研鑽を積みました。そこで得た経験・知識・技術は当院の強みです。
また、その期間にオールラウンドになんでもできるように勉強を重ねてきました。もちろん専門性も大事ですが、全体的な視点で診なければ治療はうまくいきません。歯を残すだけでなく、ベース作りをしっかりとやり、被せ物も精度の高いものが提供できるよう心がけています。ホームドクターとしていろいろな要望にお応えし、地域に貢献するためにオールラウンドに全体を診て治療することを大切にしています。
ただ、歯医者側の視点重視になりすぎてもいけないと思っています。大きな問題はなくても小さい問題を見つけようと思えばいくらでもあります。必要最小限に大事なところだけをしっかりと治療して、なるべく早く治療を終わらせて、また何かあれば来てもらえる関係を築いていけたらと考えています。

今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

高齢化社会になるので、病院での口腔ケアや訪問診療の需要が増えてくると思います。また、技工士さんが少なくなってきていますので、デジタル化により、技工士不足を補っていく形になっていくと思います。
ただ、時代は変わっても、おいしく食べられるように、できるだけ長く健口寿命を保つことが歯医者の仕事であることに変わりはありませんので、その部分は大事にしつつ、時代に合うように変化していくことが重要です。
私は歯周病分野で長年経験を積んでまいりましたので、歯を残せる確率はかなり高いと思いますし、歯を残す、残さないの見極めもはっきりしています。使える歯を長持ちさせることは得意分野ですので、できるだけ歯を保存できるように治療をしていくことと、健口寿命を延ばせるよう、小さいお子さんからお年寄りまでライフステージに合わせた適切な治療をして、しっかりと機能を整えていくことを心がけていきます。

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