歯周病専門医として、高度な歯科治療を提供している本郷先生。口腔内から全身の健康を包括的に診断・治療されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
歯学博士
日本歯周病学会 専門医
受賞歴、論文実績多数
先生が歯医者を志したきっかけは?
医療系に興味を持っていて、自分の手で治し、人を健康にする仕事がしたいと思って、歯科医師を目指すことにしました。
きらり歯科クリニックの特徴を教えてください。
歯周病は「沈黙の疾患」とも言われており、症状が出た時には取り返しのつかない状態になっていて、手術が必要だったり、場合によっては歯を抜かなければならないケースもあります。そうならないために、歯周病専門医がいる当院では、可能な限り歯や歯の神経を残すことを考えた治療を行い、治療後も予防歯科やメインテナンスを行うことで、安心して笑顔で健康な人生を過ごしていただけることが1番の特徴です。
また、当院では患者様に安心してご来院していただくために、接遇面にも力を入れており、外部講師をお呼びして、定期的に研修を行ない、おもてなしやホスピタリティを学んでいます。
医院内は落ち着ける綺麗な空間をコンセプトにしています。受付も立って応対するところが多いと思いますが、当院ではゆっくりと会話しながら、受付やお会計をしていただけるようにローカウンターにしています。
はじめてご来院される患者様は緊張されている方も多く、思っていることがきちんと伝えられない場合もあると思います。安心していただけるよう応対や説明にしっかりと時間をかけるなどコミュニケーションを重視した診療を心がけています。
今後の歯科業界についてと展望を教えてください。
日本は少子高齢化がさらに進み、2030年には3人に一人が65歳の高齢者となります。自ずと高齢者に対応する歯科分野(往診・摂食嚥下・義歯など)は今以上にニーズが高まると思います。また人口減少に伴い、患者数・歯科医院の数共に減少していきます。最近では、歯科医院の大型化も進んでいるため、技術やシステムなど専門に特化したポイントがあったり、地域の皆様に認めていただける、満足していただける魅力ある歯科医院を作っていかなければ、経営が厳しくなっていくと思います。
そして、デジタルの分野も技術が日進月歩で進化しているので、より簡便により良いものを提供できるように変わっていくと感じています。10年前と今とでは全然違いますから、それがまた10年経ったときのことを考えるとすごく楽しみです。
このような時代変化に対応すべく、私は常に勉強会や講習会に参加して知識と技術をアップデートしていくことを心がけています。また、医院としては設備面の充実は当然ですが、スタッフ全員がさらに成長できるよう教育面や環境面をより一層整えていきたいと思います。患者様に対しては、現在の診療台数(6台)より拡張することを予定していますので、お待たせすることなく、より多くの方々に安心して来院していただいて、満足と笑顔で通っていただけるように努めてまいります。