アンケート調査「歯科医師になったきっかけは?」 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院

人は何かを始めたり、何かを決める時にはきっかけが存在します。例えば趣味を始める時や、受験する学校を決める時、面接を受ける企業を決める時など、どんな状況にもきっかけとなることがあるはずです。では歯科医師はどんなことがきっかけで、歯科医師になろうと思ったのでしょうか?今回は「あなたが歯科医師になったきっかけは?」という質問に対して、現役歯科医師100人が答えてくれました。この質問の結果から、歯科医師や歯科医院がより身近に感じて頂ければ嬉しいです。

歯科医師になったきっかけの1位は?

早速ですが、アンケート結果から御覧ください。

あなたが歯科医師になったきっかけは?

【1位】親族に歯科医師がいる:50人
【2位】身近に医療関係者がいる:10人
【3位】人の役に立つ、人に関わる仕事がしたい:9人
【3位】医療に興味があった:9人
【5位】細かい作業が好きだったから:7人
【6位】子どものときに治療を受けた先生に感銘を受けて:6人
【7位】独立開業できて、長く働ける仕事だったから:4人
【8位】理系が好きだったから:3人
【9位】その他:2人
(アウトオブザボックス調べ)

現役歯科医師100人に、歯科医師になったきっかけをアンケート調査したところ、「親族に歯科医師がいる」という回答が第1位という結果になりました。主に父親や祖父が歯科医師という人が多く「幼い頃に親族から歯科医師という仕事について話を聞いていた」「親族のいる歯科医院に遊びに行っていた」という思い出から、常に歯科を身近に感じていたという回答が多くありました。

歯科医師になったきっかけ2位以下

第2位は「身近に医療関係者がいる」です。父親や兄に内科や外科、脳外科などの医師がいたり、医療会社の社長をしている父がいる、という人もいました。身近に医療関係者がいることで、幼い頃から医療に興味を持たれたみたいです。また親族が歯科以外の医科に携わっていたため、自分は他の道に進みたいと考え歯科医師を目指したという先生もいらっしゃいました。

同率第3位の1つ目は「人の役に立つ、人に関わる仕事がしたい」です。人の役に立つことや、人に関わることが自分の喜びになるという考えは、人間として自然なことです。「ありがとう」と感謝される仕事をしたい、歯科を通して人の役に立ちたいという気持ちから歯科医師になったと回答した先生もいました。

同率第3位の2つ目は「医療に興味があった」です。医療はとても身近でありながら、専門知識が必要とされる業界です。そして歯科は治療だけでなく、虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防も重視されている医療分野です。また、昨今では全身疾患との関りも注目されるなど、そんな歯科の奥深さを知って、歯科医師という仕事に興味を持ったという回答もありました。

第5位は「細かい作業が好きだったから」です。歯科の治療は人の口内というとても小さな環境で行うので、とても細かい作業が要求されます。そのためもともと幼い頃から手先が器用で、プラモデルを組み立てたり、美術の授業が好きだったという先生が多かったです。

第6位は「子どものときに治療を受けた先生に感銘を受けて」です。幼い頃に歯科医院で虫歯治療をしてもらったところ、治療するまでとても痛かった虫歯が、嘘のように痛くなくなって、「歯科医師はすごい」と憧れたという回答がありました。また、幼少期に通っていた歯科医師の先生がとても優しく接してくれたので、歯医者が怖かった私でも通えるようになった経験からそんな先生になりたいと歯科医師を目指した先生もいました。

まとめ

今回は「あなたが歯科医師になったきっかけは」というアンケート調査を行ったところ、第1位の「親族に歯科医師がいる」と答えた先生が、100人中半分の50人という結果が出ました。また2位の「身近に医療関係者がいる」も合わせると、半分以上の先生が身近に歯科医師や医療関係者がおり、その影響を受けて歯科医師を目指したということがわかります。そして「人の役に立つ仕事がしたい」「医療に興味があった」「細かい作業が好きだったから」という回答も多かったです。全体を通してどの先生も「歯科医師として患者さんの健康に携われるのは嬉しいし、やりがいがある」と回答しています。どの先生も歯科について熱心に研究し、歯科を通して患者さんの健康を考えているので、歯について気になることあったら、まずは気軽に歯科医師に相談してみてください。

調査方法:訪問面接調査
調査対象:30~70代男女現役歯科医師100名
集計期間:2017年1月17日~2019年2月5日

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