吉川デンタルクリニック 医療法人 吉川デンタルクリニック 理事長 吉川 宏一 | 歯医者の選び方

京都府ではただ一人、日本臨床歯周病学会の指導医を務めている吉川先生。オールラウンダーをめざして研鑽を積み「一度きりの治療」を追求されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

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日本臨床歯周病学会 指導医
日本臨床歯周病学会 インプラント指導医
日本顎咬合学会 指導医
日本審美歯科協会 元会長(2016〜2018年)
日本審美歯科協会 認定医
yes代表
JIADSエンドコース常任講師
O.J Active Member

講演実績多数

先生が歯医者を志したきっかけは?

医療家系で育ったことがきっかけです。歯科医師だった祖父の影響が大きく、歯医者か医者どちらになるのかという質問をよくされていました。また4人の叔父のうち、2人が歯科医師、2人が医師だったので、育った環境が影響していると思います。
高校時代には青春ドラマにハマり、教師に憧れを持った時期もありました。最終的には祖父と同じ歯科医師を選びましたが、今では勉強会やセミナーの講師として教育にも携わっているので、教師の夢も叶えることができたと思っています。

吉川デンタルクリニックの特徴を教えてください。

当院が目指す治療の根源は、「私が患者様だった場合に受けたい治療を提供する」ことです。そして私が受けたい治療こそが「一度きりの治療」です。私も学生時代から歯科治療にお世話になり、歯の痛みや治療の苦痛を患者として体験してきました。そのため、永続性のある治療計画を立案し、痛みの少ない「一度きりの治療」を提供したいと考えています。当院ではクリニカルコーディネーターによるご案内から始まり、治療計画のコンサルテーション、そして患者様同意の上で治療がスタートします。保険治療・自費治療に関する説明からご予算も含めて、患者様にとってのベストプランを一緒に考える体制を整えているので、ご不安なことはお気軽にご質問いただければと思います。
私は「一度きりの治療」を提供するために、オールラウンダーを目指し研鑽を続けてきました。「一度きりの治療」には永続性が求められるため、口腔全体を総合的に診断する能力が必要だと考えています。専門性を追求することも非常に重要ですが、一人ひとりの口腔全体を理解して診察できる臨床家は総合的な能力が高いと考えています。私はJIADSというスタディーグループで研鑽を続けながら各学会での資格の取得にも励み、今では若手医師を指導する立場としても尽力しています。「一度きりの治療」で歯を守っていくことに責任を持ち、これからも臨床に臨みたいと考えています。

今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

学会で発表される症例と患者様のお口の状態が等しくなるように研鑽を続けることが歯科界の目指すゴールだと考えています。制約がある中では難しい治療もありますが、患者様と相談した上で、ベストな治療を目指すことが業界の発展につながると考えています。
日本の歯科技術は世界でもトップレベルです。日頃の研鑽が20年後30年後の発展につながると信じ、これからの歯科業界の発展に貢献していくことが私の展望でもあります。

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