一般的な歯科治療から口内炎等の口腔粘膜疾患、口腔感染症、外傷、顎関節症などの口腔外科疾患まで幅広い診療に対応されている佐藤先生。日本口腔外科学会認定の専門医資格も取得されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
歯学博士
日本口腔外科学会 専門医
抗菌化学療法認定歯科医師
インフェクションコントロールドクター
先生が歯医者を志したきっかけは?
親戚に歯科医師がいたので、小さい頃から治療をしている姿を見て、将来なれたらいいなと思っていました。卒業文集にも歯科医師になりたいと書いていましたね。
ゆう歯科・口腔外科クリニック登戸院の特徴を教えてください。
一般的な歯科治療はもちろん、開業するまで14年口腔外科にいた経歴も生かして、抜歯、口内炎等の口腔粘膜疾患、口腔感染症、外傷、顎関節症などの口腔外科疾患の診断、治療も得意としています。医科の専門医がやるような治療を開業医で提供できるところが強みです。また、日本口腔外科学会認定の口腔外科専門医による高度なインプラント治療も当院の大きな特徴です。治療をする際は、痛みを最小限に低侵襲な治療を心がけています。大学病院のような設備が全て整っているわけではないので、一般的な開業医ではできない治療と大学病院での治療の中間的な役割を果たしていければと考えています。
設備面に関しては、歯科治療用のCTを医院内に完備し、自費診療だけでなく保険診療でも精密な診断を行っています。口腔外科手術はもちろん、インプラントやメンテナンスなどを行うためのオペ室も完備し、空気を綺麗にできる機械も設置しているので、手術時は大学のオペ室と同じレベルの空間で、クリーンさを保った状態で手術をすることが可能です。
歯医者さんは好きな場所ではもちろんないと思いますので、帰るときに次も行きたいなと思っていただけるように世間話をしたり、髪型が変わったなどの患者さんの変化に少しでも気づいてお声がけできるように心がけています。
今後の歯科業界についてと展望を教えてください。
治療に関しては、デジタル化がより進み、コンピューターを使った治療にシフトしていくのかなと思います。補綴物に関しても、昔は技工士さんが夜中まで時間をかけてやっていたものが、今ではスキャンして、コンピューターで作ることが多くなってきたので、今後はそれがメインになってくるのかなと思います。
経営面では、当院ように1医院でやるところと分院展開をしていくところの2極化がより進んでいくと思っています。私は自分の目の届く範囲で治療がしたいので、今のところ分院展開は考えていません。どちらも需要はあるので、職人気質な先生と経営にまわる先生に分かれていくのかなと思います。
今後に関しては、代診の先生や若手の先生に、私自身が外科でやってきたことを一般の開業医でもある程度できるように育成をしていきたいです。また、歯科衛生士さんに関しても、当院の環境下でキャリアアップできるようにしていきたいなと考えています。