「自分が本当に受けたい歯科治療」を考え抜き、自由診療のみの歯科医院を開設された岡先生。原因を究明する治療方針は、患者様の10年後20年後の健康を見据えています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。
歯学博士
日本歯科審美学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
FDP臨床研究会 副会長
受賞歴、講演、学会発表実績多数
先生が歯医者を志したきっかけは？
幼い頃から手先が器用で、細かな作業が好きでした。手先の器用さを活かして、人の役に立つ仕事に就きたいと思い、歯科医師を目指すことにしました。
和歌山プライベートデンタルオフィスの特徴を教えてください。
当院の最大の特徴は、私が一貫して担当する自由診療です。通常の保険診療だと同時刻に複数の患者様を診察しますが、当院では一人ひとりの診療時間を十分に確保して、カウンセリングから治療、アフターメンテナンスまですべて私が行います。そして自由診療という最良の治療方法で患者様のご要望に全力でお応えしたいと考えています。歯科医療人が歯を治療する際、大多数は自由診療を選びます。理由は保険診療の実情を認識した上で、自由診療をよく理解しているからです。患者様にもまずは自由診療をご理解いただくために丁寧に説明しています。保険診療と比べると治療費の負担は大きくなりますが、歯の治療は全身の治療と同等だということをご理解いただければと思います。
このような診療方針は、原因を解決するためには必要不可欠だと考えています。保険診療は選択肢が限られているため、原因を完璧に解決することはできません。その場しのぎの治療しか行うことができず、再発のリスクを抱えた状態です。自由診療の最大の目的は、精度の高い技術で原因にアプローチし、生涯の治療回数を減少させることにあります。長期的な健康を見据えた根本的な治療こそが、「自分が本当に受けたい歯科治療」だと考えています。またトラブルの一因となる“噛み合わせ”を解決するためには、総合的な歯科診療が必要です。口腔内全体をトータル的に考えた治療計画と、私が得意とする機能美と審美性を重視した治療で患者様の健康をサポートしたいと思います。
院内にもこだわっており、居心地の良さや落ち着いた雰囲気はプライベート空間のように感じていただけると思います。また、私に直接相談ができる連絡手段をご用意していますので、受付を介する手間はございません。患者様との距離感を縮め、信頼関係から築いていきたいと考えています。
今後の歯科業界についてと展望を教えてください。
今後の歯科業界は、治療技術を磨く歯科医師と経営を重視した歯科医師の二極化が進んでいくと思います。どちらも重要なことですが、私は前者を選び「自分が受けたい治療」を極めたいと考えています。保険診療は基本的に同じレベルの治療が求められますが、自由診療はレベルの差がはっきりと患者様のお口にも現れます。歯科医師は技術職なので、技術の研鑽に励み、患者様に還元していく道を歩み続けたいと思います。最近では、様々な勉強会に参加し症例発表の機会を頂いています。またFDP臨床研究会という勉強会では、講師として運営にも携わっています。私も歯科医療人としては中盤を迎えました。今後はより一層、若手歯科医師の育成にも携わっていきたいと考えています。最後に和歌山県で自由診療のみの歯科医院は今までなかったと思います。県内では初めての試みを成功に導けるよう頑張っていきたいです。
