みずき野歯科医院 院長 中里 憲文 副院長 中里 昭仁 | 歯医者の選び方

歯周病治療、補綴、予防歯科という3つのアプローチで、地域の患者様の口腔内の健康を長期的に維持できる環境を整えているみずき野歯科医院。守谷市だけでなく、取手市やつくばみらい市など広いエリアから患者様にお越しいただいており、年齢層も赤ちゃんからご高齢の方までと幅広いです。今日は院長の中里憲文先生と副院長の中里昭仁先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

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【院長:中里憲文先生】
日本補綴歯科学会 専門医

論文・研究
・高度不正咬合患者の予後観察 ー矯正処置ならびにVertical Ostectomyを併用し補綴処置を行った症例についてー
第35回 日本大学歯学総会 1983年5月29日 東京
・接着性レジンセメントの歯ブラシ摩耗に関する研究 : フィラー含有接着性レジンセメント
the Japan Prosthodontic Society 41(97), 87, 1997-05-30
・粉末粒度を微細化したグラスアイオノマーセメントに関する研究 -硬化挙動と崩壊率-
Jpn Prosthodont Soc,42:673~679, 1998.
・オールセラミックスの接着前処理に関する研究 : 各種レジンセメントとの剪断接着強さ
the Japan Prosthodontic Society 46(108), 156, 2002-10-11など

【副院長:中里昭仁先生】
日本歯周病学会 認定医

論文・研究
・侵襲性歯周炎における治療効果予知マーカーとしての細菌検査の有効性
・第142回日本歯科保存学会春季学術大会 2015.06.25 福岡
・歯周病患者における適切なSPT間隔
・第58回日本歯周病学会秋季学術大会 2015.9 11-13. アクトシティ浜松
Deep sequencing reveals specific bacterial signatures in the subgingival microbiota of healthy subjects Clinical Oral Investigationsなど

先生方が歯医者を志したきっかけは?

【院長】
私の父親が歯科医師だった影響で、私も歯科医師の道に進みました。元々父親は別の場所で診療をしていたのですが、私が歯科医師になり、都内の大学病院で臨床、研究を行った後、ここみずき野で父と共に開業しました。昭和61年に開業して、36年が経ちます。

【副院長】
私も祖父と父親が歯科医師だった影響が大きいです。生まれも育ちもずっとこの場所で、幼少期から歯科医師である祖父、父親の背中を見て育ちましたので、自然と歯科医師の道に進みました。 元々都内の歯科医院に勤務していたのですが、3年くらい前から本格的に引き継ごうと思い、この地に戻りました。医院自体もかなり古くなっていたので、これを機に一新しようとなり2020年にリニューアルオープンしました。

みずき野歯科医院の特徴を教えてください。

【院長】
私は日本補綴歯科学会の専門医で、副院長が日本歯周病学会の認定医です。また、都内で予防歯科や障害者歯科にも携わっていた歯科衛生士も在籍しているので、それぞれの分野で専門性を持って診療にあたっています。私は補綴の専門医として、色々なアタッチメントやインプラント、入れ歯に対応しています。

【副院長】
例えば家を建てる際に、どんなに立派な外観の豪邸でも地盤がぬかるんでいたり、その家を支える基礎や柱がしっかりとしていなければ永く快適には過ごせません。お口の中も同様で、どんなにしっかりとした被せ物や入れ歯を入れても、その地盤である歯茎が健康でなければ十分に機能することができず、長持ちしないので、しっかりと歯周病治療で地盤を整えることが重要です。また、患者様のお口の中の健康をどれだけ長く維持できるかを考えたときに、治療をして終わりではなく、再発させないための予防、健康な状態を維持するための予防も重要です。そういった意味で、当院は歯周病治療、補綴、予防歯科という3つのアプローチで、患者様の口腔内の健康を長期的に維持できる体制が整っています。

【院長】
治療の際は、できる限り患者様の意見を尊重することを心がけています。お口の中をしっかりと検査して、治療方法の選択肢をメリット、デメリット含めて丁寧にご説明させていただきます。そして、ご相談の上で治療方法を選択していただき、ご納得いただいてから治療に進みますので、こちらの治療方針を一方的に押し付けるようなことはしません。

【副院長】
1番念頭に置いているのは、「患者様と長くお付き合いをすること」です。それは治療を長引かせるという意味ではなく、かかりつけ医として、なにかお口のことでお困りごとがあれば気軽に当院に来ていただきたいですし、治療が終わったあともメンテナンスで、例えば小さかったお子さんが大人になってもずっと通ってもらえるような歯科医院を目指しています。

【院長】
当院には、守谷市だけでなく、取手市やつくばみらい市など広いエリアから患者様にお越しいただいており、年齢層も赤ちゃんからご高齢の方までと幅広いです。なので、医院をリニューアルする際に、当院入り口横にスローブを設置し、ベビーカーや車イス、足の不自由な方に配慮したバリアフリー設計にしました。院内には、キッズスペースも完備しています。
スペースを広くとっているので、ユニットのところまで車椅子で来ていただけますし、お子さんが治療中に親御さんが側に座って見ることもできます。

【副院長】
歯科医院は患者様からするとあまり良いイメージをお持ちの方は少ないと思います。ただ、お口の中の健康を守るためにはまず患者様に来ていただかなければなりませんので、気軽にお越しいただけるような環境作りを意識しました。治療の際は、できる限り痛みに配慮していますし、医院の内装も病院のような堅苦しい雰囲気ではなく、木目調にするなど温かみのある雰囲気にしています。 当院のリニューアルがちょうど新型コロナウイルスの感染拡大が始まった時期でしたので、感染対策にも対応することができました。診療室は広くスペースを取り、窓も大きくしているので、換気もしっかりと行えます。

今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

【院長】
地域にもよると思いますが、高齢化社会になり訪問診療の必要性も高まっています。患者様とずっと長くお付き合いをしていくことを考えると、当院に長らく通っていただいていた患者様がもし通うことができなくなってしまった際に、しっかりと対応できる体制を整える必要があります。なので、将来的には訪問診療にも積極的に取り組み、最後までお口の中を診ることができる歯科医院を目指していきたいと思います。

【副院長】
歯が残っている患者様が増えていて、尚且つ平均寿命も延びているので、歯周病の患者様が今後は増えていくと思います。歯周病は生活習慣病なので、治療をして終わりではなく、普段の歯ブラシもそうですが、高血圧や糖尿病と同じような位置付けで、生活習慣を変えていく必要があります。そのために患者様に少しでも歯についての知識をつけていただき、健康観を向上させていくような取り組みが大切になってくると思います。 今後に関しても地道に基本的なことをコツコツとやり、患者様のお口の地盤を作っていきたいです。そして、患者様のお口の健康と体の健康を一緒に考え、長くお付き合いできる、家族で通っていただける歯科医院を目指したいと思います。

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