後藤歯科 院長 後藤 真一 | 歯医者の選び方

後藤歯科は昭和51年開業の歴史ある歯科医院です。日本歯科専門医機構認定 歯科放射線専門医は、2024年現在、東海地方では愛知県で5名、岐阜県で4名しか認定されていません。そのうち開業医は後藤真一先生だけです。歯科放射線認定医は全国で500名以上認定されていますが、専門医はその上位になりますので、各県に数名しか認定されていません。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただきました。

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歯学博士
日本歯科放射線学会 専門医
日本外傷歯科学会 認定医
著書・論文実績
受賞歴多数

先生が歯科医師を志したきっかけは?

父親が歯科医師だった影響が大きいです。自宅兼診療所だったので、父親が働く姿を見て、おもしろそうな仕事だなと思っていました。また、子供の頃から手先が器用で細かい作業も好きだったので、自然と歯科医師を志していました。

後藤歯科の特徴を教えてください。

当院は昭和51年に開業しており、長年にわたって地域に根差した歯科医院として診療を行ってまいりました。
私は大学で講師をしていたので、口腔外科や歯科放射線などの症例を数多く経験、勉強してきました。そんな経験もあり、当院では虫歯、歯周病治療をはじめ、口腔外科、インプラント、小児歯科、矯正歯科、義歯など幅広い治療分野に対応しているので、何かお口のことで困りごとがあれば、当院で治療が完了できるところが特徴です。親子4代で通っていただけている患者さんもいらっしゃいます。

患者さんと接する際は、1番悩まれているところはどこなのかを初診の段階でしっかりとお話を聞かせていただいた上で、それに対して的確な診断を行っています。的確な診断を行う上では、画像が必ず必要になります。私は日本歯科専門医機構認定 歯科放射線専門医を取得しており、これまでも大学の放射線科の講師として、多くのレントゲン写真やCT画像を読影したり、大学教授とカンファレンスをしてまいりました。そんな経験からエビデンスに基づく、画像診断に自信を持っています。画像から得られる情報、口腔内から得られる情報から総合的に診断をして、患者さんとしっかりとお話しした上で、ご納得いただける治療方法を選択いただけるようにしています。

患者さんはご自身で診断をしてしまっていることも多々あります。歯がしみるから虫歯だと思って来院されても実際には歯周病など別の病気だったりすることもありますので、患者さんの現在のお口の状態や治療方針などの情報を丁寧にご説明させていただいた上で、治療を開始することを心がけています。

院内は患者さんが緊張されないように、天井を高くしたり、窓も大きく全面ガラス張りにしたりと開放感のある空間になっています。デンタルエステがメインの個室診療室も完備しています。そこはプライバシーに配慮した癒しの空間になっており、ホワイトニングやPMTCを受けていただけます。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

少子高齢化社会になってきているので、今後の歯科業界は、高齢者の診療と在宅診療のニーズが高まっていくと考えています。義歯が合わないという患者さんや全身疾患をお持ちの患者さんも今後は増えていくと思いますので、そういった患者さんに対応できる診療メニューを用意しておく必要があります。ただ、現状全身管理ができる歯科医師はまだまだ少ないです。私自身、口腔外科時代は医師と一緒に研修を行なっておりましたので、全身疾患を持たれている患者さんの外科手術や全身管理などの知識も持ち合わせているのですが、今後はそういった歯科医師が必要になってくると思っています。
また、病気に対する治療だけではなく、病気になる前の予防も重要視されていくと思います。当院にも昔からメンテナンスで来ていただいている患者さんもたくさんいらっしゃいますので、今後は予防という文化がより浸透して、治療ではなく予防のために歯科医院に通われる患者さんも増えていくと思います。

今後に関してですが、私の使命は患者さんが悩まれていることを解消、改善していくことだと考えています。的確な診断を基に、無駄のない治療を行い、治療が終わったあとは、メンテナンスや予防をしっかりと行なわさせていただく。そして現状健康な方においては、よりキレイで美しく、健康を持続できるような施術を行っていくなど患者さんのニーズに応えられる歯科医院にしていきたいと思っております。

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