補綴、歯周病、インプラントの3つの専門医を取得している湯浅先生。しかし、現状で満足することなくご自身の納得のいく治療をすべく日々研鑽されております。そして、目下婚活中とのことです。そんな先生に本日はインタビューさせていただいた。
日本臨床歯周病学会認定医・指導医
日本臨床歯周病学会歯周インプラント指導医
日本歯周病学会認定 歯周病専門医
日本補綴歯科学会専門医
日本口腔インプラント学会認証医・専門医
講演、メディア掲載多数
先生が歯医者を志したきっかけは?
歯科医師だった父の影響と医者家系だったことが大きかったと思います。叔父が歯科医師で、叔母のご主人が東大の元病院長でした。子供の頃から親戚で集まったときに「慶一郎ちゃんは将来はお医者さんだね」と言われ、まわりから固められていました。また、かわいがってくれた祖母がガンで亡くなった時にショックを受けて、子供ながらにガンを解明したいと思い、 医者になりたいと思っていたのですが、結果、父親の強い勧めもあり、歯学部に進みました。
湯浅デンタルクリニックの特徴を教えてください。
平成5年に開業して今年で24年目になるのですが、開業当初は完全個室の歯科医院はとても珍しかったです。私が尊敬している先生がやっていた歯科医院は個室診療をやっていて私も開業するなら個室でやりたいという構想がありました。やはり、治療の内容や費用について、他の方に聞かれたくないということはあると思いますので、完全個室で患者さんのプライバシーを守るようにしています。
また、当院は、壁とドアに鉛を入れているので、各部屋でレントゲンを撮ることができます。私はオペ中にも確認のレントゲンを撮りますので、各部屋にレントゲンがあることで、その都度患者さんに部屋を移動していただくことなく撮影をすることができます。
私は専門医資格を3つ取得しています。補綴は大学を卒業後、大学の医局に残った際に取得し、それから歯周病、インプラントの順で取得しました。専門医であることを頼りに来ていただける患者さんも多いです。その信頼に恥じない診療を行っていきたいと思っています。
診療システムに関しては、私の性格的なところもあり、せわしく診るのが嫌いなので、1人の患者さんに60分~90分じっくりと時間をかけて丁寧に行っています。また、私は患者さんとお話をする際に、絶対に上から目線にならないように意識しています。
上からではなく、対等ないしは下から、その人が納得いくまでとことん説明をするのが私のこだわりです。そして、患者さんへの説明も、説明したつもりにならないように専門性をもって、気をつけて行っています。
今後の歯科業界についてとその中での先生の展望を教えてください。
歯科医院の数は増え、より競争が激しくなってきています。現状近隣にも歯科医院が乱立している状況で、今後その傾向は続くのではと思っています。
私の今後の展望としては、現状に満足せず自分が納得のいく治療ができるように研鑽を積んでいきたいです。
「よし、これは良い治療ができたぞ」と言えるようにしたいですね。
一つの治療に特化して患者さんに来ていただくこともいいと思いますが、私の考えは違います。私はスーパーGPを目指しています。GPとは、「General Practitioner」総合診療医という意味です。どのような症状にも対応できるように、どのジャンルでも満点が出せるようになることが目標ですね。