銀座はけた歯科医院 医療法人社団 一佑会 理事長 羽毛田 匡 | 歯医者の選び方

補綴と顎関節のスペシャリストである羽毛田先生。現状に満足することなく今もなお研鑽を積まれている先生に医院の特徴や今後の歯科業界についてなどインタビューさせていただいた。

歯学博士
日本補綴歯科学会 専門医 指導医
日本顎関節学会 専門医 指導医
東京医科歯科大学大学院顎関節咬合学分野非常勤講師(2007年~)
東京医科歯科大学大学院部分床義歯学講座非常勤講師(2008~2013年)
昭和大学歯学部補綴学教室兼任講師(2009年~)

論文、講演実績多数

先生が歯医者を志したきっかけは?

実家が歯科医院で、祖父も父も歯科医師でした。その環境で育った影響は大きいと思います。仕事をしている姿を見て、歯科医療が大切なものだと感じていたので歯科医師の道に進みました。

クリニックの特徴を教えてください。

専門にやっているのが補綴と顎関節です。
補綴とは、被せたり、入れ歯を入れたり、インプラントのことを指します。補綴治療では、歯の失った部分を補い、噛み合わせを回復、維持していきます。
補綴に含まれる、被せる、詰めるというのは審美治療でもあります。審美に関して言えば、見た目を綺麗にすることは当然で、食べる、しゃべる、噛み合わせを安定させるといった機能の回復が備わっていなければなりません。ただ、見栄えを良くするだけではダメですので、歯が持つ機能の回復を補綴治療で提供しています。
また、顎関節は噛み合わせの安定性にも関わりますので、歯だけではなく、顎、顔全体の機能を診ながら治療をしているところが特徴です。
患者さんの主訴を治すことがもちろん第一ですが、原因となっているのはその問題だけではないかもしれませんし、補綴も噛み合わせも歯周病の状態が深く関わってきますので、1番最初に患者さんを診る際は、お口の状態を総合的に把握し、治療を進めています。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

材料や機械など技術的な進化により、デジタル化が進んでいます。
デジタル化が進むと、患者さんにとっても治療が楽になります。今は型取剤で歯の型を取っていますが、これからは口の中をスキャンして作ることが可能になるので患者さんの負担も少ないです。さらに今後は入れ歯もデジタル化していく可能性があります。そういったものを我々も習得していかなければなりません。
もう1つは、高齢化社会なので、噛む、飲み込むなどの機能に関して、高齢者特有の障害にも対応できるようにしていく必要があります。
今後の展望としては、今もそうですが、常に技術や世の中の患者さんのニーズの変化をとらえながら、日々研鑽していきたいと思います。

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