木村歯科医院 院長 木村 憲一 副院長 木村 智憲 | 歯医者の選び方

2人体制で、地域の方を中心に幅広い診療を行っている木村憲一院長と智憲副院長。インプラント治療に関しては、専門医資格を取得するなど実績豊富で難症例にも対応しています。そんな先生方に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

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【木村憲一院長】
歯学博士
日本口腔インプラント学会 評議員
日本口腔インプラント学会 専門医
NPO法人埼玉インプラント研究会(元副会長/現幹事)

【木村智憲副院長】
日本口腔インプラント学会 専門医
国内外での講演実績多数
論文多数

先生方が歯医者を志したきっかけは?

【院長】
親が歯科医師で、その姿を見て育ち、歯科医師という仕事に興味を持ったことがきっかけです。
【副院長】
院長と同様に、歯科医師である父の姿を見て育ったのと、モノづくりが好きで、ロケットのエンジンを作るか、F1のエンジンを作るか、歯科医師になるかの3択の中から歯科医師を選びました。

木村歯科医院の特徴を教えてください。

【副院長】
患者さんの話をよく聞いて、お口の中の現状についてきちんと説明した上で、治療の方針を決めるようにしています。そのために、診療時間が15分~30分の医院さんが多い中で、当院では1時間~1時間半かけて診療をしています。時間をしっかり取ることで、できるだけ少ない通院回数で治療をすることができます。
インプラント治療に関しては、院長は約40年、私は大学を卒業してから約20年の実績があり、2人とも日本口腔インプラント学会の専門医資格を取得しています。常に最先端を学ぶために学会発表や海外研修に行ったり、講演会も国内外でやっています。インプラントが難しいとされる方に対しても、高い技術で患者さんの状況に合わせた適切な治療を行うことが可能です。
親知らずの抜歯も経験豊富で、痛みを軽減した親知らずの治療が可能です。他の医院で断られてしまったり、歯茎に埋まっている、斜めに生えているなど、大学病院レベルの難症例でも治療が可能です。

―今後の歯科業界についてと展望を教えてください。

【院長】
医科と比べて歯科は保険が縮小気味です。医科の方が生命に関わるという前提で、政府の方針としても、医科に財源の重きを置いていています。歯科の方は保険を存続はさせますが、今後もっと縮小される可能性があります。そうなると患者さんの負担が大きくなり、治療ができなくなる人もいるかもしれません。アメリカのように、治療するとお金がかかるから歯を抜いてしまうという人が出てくるかもしれません。日本の歯科はどうなってしまうのか危惧しています。
今後に関しては、だんだんと内容を変えながら、副院長に完全に引継ぐまで、来院される患者さん一人ひとりをしっかりと診ていきたいなと思います。
【副院長】
業務形態としては、ユニット3台前後で自費治療の比率が高い歯医者さんとユニット10~15台でいろんなことをやる歯医者さんの2極化が進み、一生勤務医という人も増えていくのかなと思っています。
歯科業界は学術的には成熟してきているように見えていますが、新しいこともどんどん出てきているので、それをきちんと勉強している先生が今後どんどん目立ってくると思います。
今後に関しては、医院の規模を広げていきたいと考えています。出張オペをやったり、週末は勉強会に参加したり講師をしていることが多いので、常勤のドクター含めスタッフさんがいないと、医院をお休みしなければならず患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。なので、医院の規模を広げて、専門性を持った人たちが増えてくればよりおもしろい治療ができて、地域医療にも幅広く貢献できるのかなと思っています。

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