日本歯周病学会の専門医、指導医資格を取得されている宮田先生。歯周病の研究、教育、臨床では「日本歯周病学会・学会賞」という歯周病専門医として最高位の賞を受賞、保健関係でも最も権威ある「ヘルシー・ソサエティ賞」を歯科界として初めて受賞されています。そんな先生に医院の特徴や今後の業界についてなどインタビューさせていただいた。
歯学博士
日本歯周病学会 専門医 指導医
(特活)歯科医学教育国際支援機構理事長
日本大学客員教授
東京医科歯科大学非常勤講師
カンボジア・ヘルス・サイエンス大学歯学部常任教授
ラオス国立大学医学部客員教授
中国第四軍医大学客員教授
メキシコ州立自治医科大学客員教授
新東京歯科衛生士専門学校非常勤講師
受賞
「ヘルシー・ソサエティ賞」
「日本歯周病学会・学会賞」
著書40冊以上、学術論文300編以上
先生が歯医者を志したきっかけは?
父親が歯科医師で、姉は医師の道に進んだので、私は父親の勧めもあり歯科医師の道へ進みました。
宮田歯科医院の特徴を教えてください。
私は厚生労働省認定の日本歯周病学会専門医、指導医の資格を持っていますので、高い専門性と技術をもって歯周病の治療をしています。歯周病の相談、治療で来院される患者さんはとても多いですね。
来院された患者さんには、診断をしっかりと行い、治療計画を立てています。治療計画も患者さんの希望をお伺いして、費用面含めて丁寧に説明させていただきます。患者さんにとっての1番の負担は通院することなので、なるべく通院回数も少なくできるように心がけています。
また、独自のメインテナンス・プログラムを取り入れており、歯周病、補綴のメインテナンスにも力を入れています。
1つ1つの治療を確実にできる技術を持っていなければ成果は出せないので、患者さんをしっかりと治していくためにも、技術の研鑽を続けています。
今後の歯科業界についてと展望を教えてください。
約40年前に歯科大学の新設校ができ始めてから歯科医師の供給が過剰になり、国策で歯科医師国家試験の合格者数を抑制するようになりました。合格者数が抑制されたことにより、一生懸命勉強して、6年かけて歯科大学を卒業しても歯科医師になれない人が増えています。大学側も入学定員を減らさないので、国家試験であぶれてしまう若い先生がかわいそうですし、貴重な20代を国試浪人で過ごしてしまうのはとてももったいない状況だと思っています。
今後に関しては、仕事を徐々に海外にシフトして、国際医療貢献により力を入れていきたいと思っています。