野川歯科クリニック 院長 野川 敏史 | 歯医者の選び方

お子様からご高齢方まで、幅広い患者さん層に対応できる体制が整っている野川歯科クリニック。院長の野川敏史先生は日本補綴歯科学会の専門医資格を取得されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただいた。

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歯学博士
日本補綴歯科学会 専門医

先生が歯科医師を志したきっかけは?

父親が歯科医師だった影響が大きいです。自宅の1階で開業しており、休診日は父親が技工をしている隣で遊んだり、歯の模型を眺めたりなど1番身近な職業だったので、自然と歯科医師を目指していました。

野川歯科クリニックの特徴を教えてください。

当院は父親が1990年に開業してから、30年以上にわたり地域密着で診療をやってきたので、昔から来ていただいているご高齢の患者さんも多いのですが、最近では若いご家族の方も増えてきている印象です。

私は大学時代補綴を専門に学び、日本補綴歯科学会の専門医資格を取得しているので、義歯やブリッジ、インプラントといった欠損補綴を得意としています。欠損補綴をする際は、一口腔単位でお口の中を診る必要があるので、1本の歯を診るだけでなく、歯周の状態や咬合の状態など包括的に検査して、全体のバランスを考えた補綴治療を心がけています。また、大学病院では小児のう蝕についての勉強や予防歯科の臨床・研究を行っていたのと、予防歯科の教員として在籍していたこともあります。
そんな経験から、当院では、虫歯や歯周病にならないための予防歯科から、疾患に対する治療、口腔機能を維持するためのリハビリテーション、歯を失ってしまった場合の欠損補綴といったようにお子様からご高齢の方までシームレスで対応できる体制が整っています。

設備面では、この辺りではちょっと珍しい小児用の診療ユニットを設置しています。また、小さなお子さまがいらっしゃる方の中には、なかなかお子さまを預けることができず、歯科受診が憚られている方もいると思います。当院では広めのキッズスペースを完備しているので、小さなお子さま連れの患者さんも安心して受診していただけます。

患者さんに対して心がけていることは、説明をしっかりすることです。治療の決定権は基本的に患者さんにありますので、どういった選択肢があるのかをわかりやすくご説明することを意識しています。できる限り患者さんのご要望に沿えるよう心がけていますが、その中で、どうしてもご要望にお応えできないケースもありますので、その際はこういった方法がありますといった代替案のご提案もさせていただきます。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

少子高齢化が進む中で、高齢者の中にはご自身の歯が残っている方も増えてきているのですが、それ以上に、入れ歯を使っている方も増えてきています。
これまでの歯科の流れは、治療メインから予防がメインになり、少子高齢化の進んだ現在は口腔機能維持のための3次予防であるリハビリテーションやオーラルフレイルなど、機能の問題がフォーカスされ始めているので、そういった分野がもう少し進んでいくのかなと思っています。

今後に関してですが、今の医院をこれ以上大きくしていくことは考えていません。今来ていただいている患者さんに継続して来ていただけるような、地域に貢献できる歯科医院に成長していきたいと思っています。

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