大町歯科加藤医院 院長 加藤 清志 | 歯医者の選び方

地域開業型歯科医院として、1本の歯からお口全体まで必要な治療を検討し、患者様のニーズに合わせて診療を行っている大町歯科加藤医院。院長の加藤先生は公益社団法人日本口腔インプラント学会の専門医資格も取得されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただきました。

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日本口腔インプラント学会 専門医
日本全身咬合学会 認定医
日本歯科東洋医学会 理事 認定医
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医

先生が歯科医師を志したきっかけは?

祖父も父親も歯科医師で、親戚にも歯科医師が何人かいた影響が大きいです。特に「歯科医師になりなさい」と言われることはありませんでしたが、子供の頃から歯科医師の仕事を見ていて嫌いではなかったのと、一人っ子だったので、自然と歯科医師の道に進みました。

大町歯科加藤医院の特徴を教えてください。

当院は市内で最初にホームページを作成し、さらに「ホームドクター」という冊子にも掲載したことで、市内全域や地方から多くの患者様にご来院いただけるようになりました。
幅広い年齢層の方々に来院いただけており、セカンドオピニオンを求めて来院される方も多いです。札幌や函館などの遠方からも当院を知って来院してくださったこともありました。電話相談やメール相談を受け付けているところも特徴です。

当院は、治療内容の必要度に応じて患者様一人ひとりにじっくりと時間をかけ、少ない通院回数で治療を完了できるよう心がけています。例えば他の歯科医院で、「何ヶ月も通院しているにも関わらず、根管治療が終わらない」と悩まれていた方などには、1回あたり1時間半から2時間の治療時間を確保して一気に治療を進めたりと、できる限り患者様の通院負担を軽減する工夫を常に行っています。

当院ではインプラント治療も比較的多く行っています。インプラントは1本あたりけっこう高額になるのですが、患者様の負担をできる限り軽減するために、当院では低価格で低侵襲な治療を心がけています。
20年数年前からインプラント治療を行っており、可能な限り歯茎を剥がさないノンフラップ法を多用しています。
上顎で骨の高さが足りない方には、上顎洞(歯の根の上にある空洞)に、4㎜程度の小穴から骨を増やすソケットリフト法を用いてインプラントを埋入しています。

インプラント治療では、見積書に加え、データ分析を行った写真付きの計画説明書と同意書を必ず作成し、それを使って患者様に分析した内容を丁寧に説明して、治療内容を十分に理解していただいた上で、同意(希望)された方には治療を進めていきます。

私は早い段階から咬み合わせと身体の不調の関係に興味を持ち、全身咬合学会や顎咬合学会、歯科東洋医学会にも所属しています。漢方薬も治療の一環として常備しており、抗生物質が効かない患者様、顎関節症や口内炎がなかなか治らない患者様などに対して漢方を処方しています。

咬合治療は難易度が高く、食いしばりや顎関節症などの原因を特定することは簡単ではありません。片側だけで食事をする癖や頬杖をつく癖、寝る位置など、生活習慣が全身の不具合に繋がることがあるため、口腔内だけでなく全身のバランスを考慮しながら診療をしています。特に、咬み合わせが乱れることで、日常生活に支障をきたしている患者様には、咬み合わせの調整を行い、健康を回復させるよう努めています。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

今後の歯科業界は、メンテナンスや在宅診療のニーズが増えていくので、歯科衛生士の役割がますます重要視されるようになっていくと思います。
また、デジタル化も進んでいるので、デジタル化にもしっかりと対応していけることが重要になっていくと思っています。

今後に関してですが、医療人として、困っている方を助けたいという強い思いがあるので、セカンドオピニオンにもしっかりと対応しつつ、総合的な歯科診療を提供していきたいと思っています。

日本には医療保険制度があるため、誰しもが必要な医療サービスを平等に受けることができるのですが、他の国と比較しても、日本国民は口腔ケアの重要性を十分に理解していない方がまだまだ多いので、患者様に口腔の健康を大切にしてもらえるような診療をしていくことを目指しています。

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