歯科ニュージャパン 副院長 向山 雄人 | 歯医者の選び方

開業から90年の歴史ある歯科ニュージャパン。各分野のスペシャリストが連携して、高水準の治療をご提供されています。今日は副院長で日本歯周学会の専門医資格を取得されている向山雄人先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただきました。

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日本歯周病学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医

先生が歯科医師を志したきっかけは?

私の親族には歯科医師が多く、祖父も父親も歯科医師だったので、歯科医師になることが当然のような環境で育ちました。父親からは「歯科医師にならなくてもいい」と言われていましたが、実際に働く姿を見て、私も同じ歯科医師になりたいと思い、志しました。
実家に戻って歯科医院を引き継ぐことを最初から目標としていましたので、どのように地元の患者様に貢献できるかを考え、大学卒業後の進路を決定しました。
その結果、歯周病を得意とした医院にしたいと考え、歯周病治療の最先端を走る東京医科歯科大学の歯周病科に入局し、様々な経験をするとともに、最短での専門医資格取得を行うことができました。

歯科ニュージャパンの特徴を教えてください。

当院は1935年に母体が創設されており、今年で90周年を迎えました。現在の場所に移ってからは約50年になるのですが、それ以前は東北大学の構内にある歯科診療所として開設された歴史ある歯科医院であることが特徴の1つです。この長い歴史の中で、50年以上も通ってくださっている患者さんもたくさんいらっしゃいます。

当院の歯科医師はそれぞれが専門分野を持っていて、私は日本歯周病学会の専門医資格を取得しています。父親は矯正と顎関節の治療を得意としており、認定医の資格を持っています。いとこは東北大学の口腔外科出身で、親知らずの抜歯やインプラントなどの外科的処置を得意としています。他にも理工学会評議員や保存学会、インプラント学会の認定資格を有するメンバーが揃っているので、幅広い分野において専門性の高い治療をご提供することが可能です。必要に応じて各専門医同士が連携しながら、患者さんにとって最適な治療をご提供させていただきます。

当院では、東京医科歯科大学の歯周病科で行っている治療と同等の診療を提供しています。ただ、特別な治療というわけではなく、ガイドラインに則った基本的な治療を大切にしており、保険内だとしても質の高い治療をご提供しています。
必要に応じて外科的処置や保険外治療も行いますが、歯ブラシのやり方も含めて、基本的な治療をしっかりと1からやっていくことを大事にしています。

患者さんとの対話、コミュニケーションも大切にしています。初診の際にはしっかりと時間をかけて検査とカウンセリングを行い、治療方針を決めていきます。患者さんが求めていることをしっかりと把握した上で、わかりやすくご説明させていただきます。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

患者さんのデンタルIQや治療に対する要求がすごく高くなってきています。ただ単に痛みを取るだけではなく、患者さんの要求に応えられるような治療を提供するために常に学び続けなければならないと思っています。

デジタル化も急速に進んでいて、光学スキャナーはもはや当たり前になってきています。当院では最近自動精算機を導入したのですが、そういった一つひとつの業務を効率化するためのデジタル技術の導入はさらに進んでいくと思っていますし、私自身、今後も新しいデジタル技術が出てくるのを楽しみにしています。 ただ、どれだけ技術が進化しても、医療レベルが上がっても、患者さんの話をしっかりと聞き、満足を得られる治療を提供し続けるといった根本的な部分は大事にしなければならないと思っています。

今後に関しても、仙台の地で90年続く当院が「いい歯医者さんだね」と地域の方に言っていただけるよう、先祖から引き継いだものを私の代でもさらに発展させていけたらと思っています。
当院の強みは、その圧倒的な歴史にあります。さらに、親族でやっているので、ドクター同士の強い信頼関係が築かれていることも他院と差別化できる点です。これらの特徴を引き続き活かしながら、より地域に根ざしたクリニックを目指していきたいと思います。

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