大宮歯科・口腔外科クリニック 院長 中村 悟士 | 歯医者の選び方

埼玉県唯一の日本スポーツ歯科医学会の認定研修施設である大宮歯科・口腔外科クリニック。院長の中村悟士先生は大学病院レベルの高度な歯科治療を提供すべく、日本口腔外科学会の専門医など各種高度な資格を取得されています。そんな先生に医院の特徴や今後についてなどインタビューさせていただきました。

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日本口腔外科学会 専門医 認定医
日本有病者歯科医療学会 専門医 認定医
日本スポーツ歯科医学会 専門医 認定医 マウスガードテクニカルインストラクター
日本スポーツ歯科医学会 認定研修施設
スポーツ庁認定スポーツデンティスト

先生が歯科医師を志したきっかけは?

私の父親は歯科医師で、自宅兼診療所だったので、働く姿をよく見ていました。お口のお悩みが解決して、喜んで帰られている患者さんの様子を見て、私も歯科医師に興味を持ちました。時代背景もあったと思いますが、当時は農家の患者さんが取れた野菜を持ってきてくれることもありました。そのように患者さんと信頼関係を築ける診療をしていると身近で感じていたので、私自身もそんな仕事がしたいと思ったことがきっかけです。

大宮歯科・口腔外科クリニックの特徴を教えてください。

当院の特徴は、虫歯の治療から大学病院で行うような手術まで、幅広く対応できるところです。
私は、日本口腔外科学会の専門医、日本有病者歯科医療学会の専門医、そして日本スポーツ歯科医学会の専門医資格を取得しています。口腔外科の専門医は全国で約2,000人しかおらず、その多くは大学病院や総合病院に所属しているため、街のクリニックに常駐していることはほとんどありません。大学病院や総合病院の口腔外科は非常に混んでいて、初診時には何時間も待たされたり、実際に治療が開始するまで数ヶ月待たされたりすることもあるので、患者さんも疲弊してしまいます。当院は比較的アクセスの良い立地にありますし、高難易度の手術に専門医が対応していることは大きな特徴だと思っています。
また、私は大学病院で口腔がんの手術も多く経験してきましたので、定期的に受診いただいている患者さんであれば口腔がんの早期発見も可能です。

有病者歯科の専門医なので、糖尿病や高血圧、がん治療を受けているなど基礎疾患のある方も大学病院に通わずに当院で治療を受けていただけます。病気によっては、すぐに歯科治療を始めるべきタイミングと待った方がいいタイミングもありますので、その見極めも的確にできるように大学病院時代から経験を積んでまいりました。
高齢の患者さんは、予備体力が若い方とは違いますので、血圧の変動や表情の変化にも細心の注意を払っています。また、患者さんが使っているお薬にも配慮して、医師と連携を密に行っているので、安心してお任せいただけます。

埼玉県はサッカーやバスケットボールなどのスポーツが盛んな地域ですが、当院は日本スポーツ歯科医学会の認定研修施設にもなっています。そのほとんどは大学病院なので、一般のクリニックでは全国で7医院しかなく、埼玉県内では当院だけです。アマチュアからプロアスリート、スポーツを趣味でやられている方まで、スポーツマウスガードや歯科の専門的なサポートをすることができます。他にも競技の日程に合わせて治療計画を立てたり、マウスガード、マウスピースを競技やポジション、習熟度によってデザインを変えたりなど、こだわりを持って対応しています。
また、スポーツには怪我がつきものだと思いますが、「歯が抜けた」「折れた」「切れた」などに対する治療もとても得意なので、当院でほとんどの処置を完結することができます。

病気のことや生活背景など、周りのことを気にすることなくご相談いただけるよう、プライバシーに配慮した個室のカウンセリングルームと診療室を完備しています。 治療方法は1つではないので、カウンセリングルームでゆっくり患者さんと向き合い、治療の選択肢について患者さんが納得するまでご説明させていただきます。こちらから治療法を押し付けるようなことはしません。最適なプランを選んでいただけるように心がけています。

設備面では、マイクロスコープやCT、口臭検査のキット、マウスガードを作る機械、エアフロ―など大学病院に引けを取らない設備を揃えています。

今後の歯科業界についてと先生の展望を教えてください。

幅広い治療に対応される先生と専門分野に特化して治療される先生の2極化していくと思います。当院は両方のいいとこ取りをしたいと考えていて、幅広い治療も受けられて、専門的な治療も受けられるような1医院で完結できる歯科医院にしていきたいと思っています。
私の展望としては、口腔外科の専門医として埼玉県の歯科医療に貢献すると同時に、敷居の低い、気軽に相談できる歯科医師でありたいと考えています。
また、大学時代から研究してきた歯牙移植を広めることをライフワークにしています。インプラントも良い治療ですが、自分の歯で噛めることに勝るものはありません。毎年、口腔外科学会でセミナーを行い、雑誌にも寄稿していますが、今後も歯牙移植の普及に努めていきたいと思っています。

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